U18日本代表・馬淵監督 台湾との「決勝前哨戦」へ必勝誓う「負けてもいいと思ってやったら…」

[ 2023年9月9日 17:41 ]

第31回WBSC U18ワールドカップ・スーパーラウンド   日本ー台湾 ( 2023年9月9日    台湾・台北 )

球場入りする馬淵監督(左)(撮影・河合 洋介)
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 決勝進出を決めている高校日本代表は9日にスーパーラウンド最終戦となる台湾戦に臨む。

 10日の決勝の相手が台湾。大一番の前日に組まれた「決勝前哨戦」を前に、馬淵史郎監督(明徳義塾)は「当然(勝ちにいく)。負けてもいいと思ってやったら、“さあ明日行くぞ!”となったときにエンジンがかからない。勝とうと思って負けるのと、負けてもええやと思って負けるのでは全然負けの内容が違う」と一戦必勝を掲げた。

 ただし、相手の弱点を把握する上で、これ以上ない貴重な一戦になることは間違いない。「明日の試合が大事だということは、お互い頭にあるでしょうから。ただ単に消化試合という形でね、やるとなかなかエンジンがかからない。でも頭の中には明日が大事だと選手たちも分かっている。国際大会で国対国の戦いですから。ただし、疲れがたまっているので、選手を休ませるところは休ませたい」と見据えた。

 昨年は決勝に進めず、銅メダルに終わった。「昨年が銅メダルだったので、1個前進したかなという気持ちは持っていますけど、決して銀メダル狙いでチームをつくってきたわけではない。チャレンジしてみたいですね」。悲願となる初の世界一へ決意を新たにした。

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