巨人・原監督「私のピンチヒッターの出し方というものがね…少し反省」 適時打の秋広に感謝

[ 2023年9月9日 18:53 ]

セ・リーグ   巨人5―0中日 ( 2023年9月9日    東京D )

<巨・中>試合を終えた原監督(左)と阿部コーチはファンにあいさつする (撮影・西川祐介)
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 巨人の原辰徳監督(65)が5―0で快勝した中日戦(東京D)の試合後、自らの代打起用について反省を口にする場面があった。

 原監督が自ら切り出したのは一挙3点を加えた6回の攻撃についてだった。

 1―0で迎えたこの回、先頭の丸が16号ソロを放ってリードを2点に広げ、なおも1死二、三塁としたところで原監督は7番・吉川に代打・長野を送った。

 その長野が申告敬遠されて1死満塁となり、長野の代走に増田大。さらに左打者・岡田の代打にドラフト2位ルーキーの右打者・萩尾を送り出した。

 ここで中日は2番手左腕・福をわずか1球で交代させ、3番手右腕・福谷にスイッチ。そのまま打席に入った萩尾は空振り三振に倒れて2死満塁となったところで船迫の代打に秋広を起用した。

 試合前に阿部ヘッド兼バッテリーコーチのマンツーマン指導を受けていた秋広が見事に中前へ2点適時打を放って4―0となったが、「秋広がね。あそこの場面でね。ややもすると、私のピンチヒッターの出し方というものがね。少し反省しとったところなんですけど、秋広がそこを見事にタイムリーを打ってくれてね。ベンチワークをも助けてくれた。チームも当然勢いをつけさせてくれたという大きい一本でしたね」と原監督。

 「1アウト二塁三塁で勝負にいったなかでチョーさん(長野)を出してというところが果たしてどうだったかなと。あそこの順番というものを変えていたらどうなのかな、あるいはそのまま(吉川)尚輝を打たせてたらどうなのかなというね、いろんな自分のなかでのね、あそこで歩かされて、0点というケースもあったわけですよね。そこを救ってくれたというのは秋広の一本というのは大きいというところ。何が正しいのかというのは非常に難しいところではあったけど、やっぱりあの1点、3点目というものを必死にこっちは取りにいったということですよね」と振り返っていた。

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