巨人・丸が完璧な一発！「いい追加点」熱投＆先制打、そして緊急降板した同学年・菅野に贈る今季16号

セ・リーグ   巨人―中日 （ 2023年9月9日    東京D ）

＜巨・中＞7回、ソロを放った丸はナインと喜び合う　（撮影・西川祐介）
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　巨人の丸佳浩外野手（34）が中日戦（東京D）で貴重な追加点となる16号ソロを放った。

　「3番・中堅」で先発出場。1―0で迎えた6回だった。先頭打者として入った第3打席。相手先発右腕・高橋が1ボールから投じた2球目ナックルボールを完璧に捉えると、右翼スタンドへ放り込んだ。

　丸の本塁打は3日のDeNA戦（横浜）で相手先発左腕・浜口から右越えソロを放って以来5試合ぶりの今季16号となった。

　前夜のカード初戦は延長12回の末、0―0の引き分け。プロ入り初の延長10回で140球を投げ、11奪三振の熱投を見せた戸郷を援護できなかった。

　丸自身も6打席に入って5打数無安打2三振。8回の第4打席では無死一塁の場面で空振り三振し、一走・門脇の二盗失敗で一瞬にしてチャンスを潰した。延長12回の第6打席でも空振り三振に終わって最後の打者に。

　この日も4回まで0―0。5回に自らのバットで先制点を叩き出した同学年の先発右腕・菅野が直後の6回に右手人差し指を気にする仕草を見せて緊急降板となったこともあり、ストレスを発散する丸の一発となった。

　▼丸　打ったのは曲がり球です。うまくバットを入れることができました。何とか追加点が欲しいところだったので、チームにいい追加点になって良かったです。