巨人 痛恨の延長12回、0―0でドロー決着 プロ初の延長10回零封した戸郷を援護できず

[ 2023年9月8日 21:40 ]

セ・リーグ   巨人0―0中日 ( 2023年9月8日    東京D )

<巨・中>延長10回を終えた戸郷 (撮影・西川祐介)
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 巨人は最下位・中日と延長12回の戦いも決着つかず、0―0で引き分けに終わった。

 戸郷、仲地と両先発右腕の投げ合いで0―0の投手戦。仲地が7回3安打無失点で先に降板したあとも戸郷は続投し、0―0のまま延長戦に突入した。

 そして、戸郷が10回まで140球を投げて11三振を奪い、散発3安打無失点に抑えて迎えたその裏、2死一、二塁のサヨナラ機に主砲・岡本和が三ゴロに倒れ、8月3日のヤクルト戦(東京D)以来36日ぶりとなる戸郷の今季11勝目の可能性が消滅した。

 延長11回も1死一、二塁から2死二、三塁と攻めたが、代打・中山が空振り三振に倒れてこの回もサヨナラならず。

 12回表を3番手右腕・船迫が無失点に抑えて敗戦が消えたが、その裏、相手守護神・マルティネスに代打・萩尾が三振、門脇が一ゴロ、丸が三振に終わった。

 試合時間は3時間40分。中日は8投手を含む23選手が出場したが、巨人は戸郷、中川、船迫と3投手で延長12回をまかない、投手も含めて17選手が出場。巨人打線は9回まで4安打、延長12回までで計5安打に終わった。

 巨人の引き分けは今季2度目。0―0での引き分けは2018年9月24日の阪神戦(甲子園)以来で、東京ドームでは2012年4月30日の阪神戦以来11年ぶりとなっている。

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