広島・遠藤　7回2失点好投実らず5敗目　約1カ月ぶりの1軍には手応え「自信を持って投げられた」

セ・リーグ   広島1－3DeNA （ 2023年9月7日    マツダ ）

＜広・D＞6回無死、桑原に勝ち越しの本塁打を浴びる遠藤（撮影・平嶋　理子）
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　広島・遠藤の好投は実らなかった。今季最長タイの7回で同最多の115球を投じ、4安打2失点。打線が難敵・東を攻略できず5敗目を喫し「それなりに投げ切れたと思うけど、接戦を勝ち切れなかったのはちょっと悔しい」と振り返った。

　テンポ、制球ともに良く、黒田博樹球団アドバイザーに学んだツーシームも効果的だった。反省したのは6回先頭で被弾した桑原の一発。内角カットボールを左翼へ運ばれ「配球や球種の選択ミス。反省して次に生かしたい」と前を向く。

　約1カ月ぶりに昇格し、今季7試合目の先発。新井監督は「登板は空いたけど、ナイスピッチングだった」とねぎらう。遠藤は「負けたけど、この時期に上位争いの相手に自信を持って投げられた。こういう投球を続けたい」と力を込めた。