大谷翔平4戦連続欠場も…エンゼルスがサヨナラ勝ち 連敗6で止め9月初勝利 急きょ出場グリチェク決めた

[ 2023年9月8日 13:29 ]

ア・リーグ   エンゼルス3×-2ガーディアンズ ( 2023年9月7日    アナハイム )

<エンゼルス・ガーディアンズ>サヨナラ勝ちで歓喜のシャワーをナインから浴びるグリチャク(中央)=撮影・光山 貴大
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 エンゼルスは7日(日本時間8日)、本拠地・アナハイムでのガーディアンズ戦にサヨナラ勝ちし連敗を6で止めた。なお、右脇腹を痛めている大谷翔平投手(29)は4試合連続欠場となった。

 ブルペンデーとなったこの日は小刻みな継投で6回まで無失点だったが、0-0の7回に4番手・ループが2点を先制された。その裏、打線がフィリップスの適時打で1点を返すと、1-2の9回1死一、二塁からパリスの右前適時打で同点に。なおも2死満塁からグリチェクのサヨナラ打で勝利した。

 大谷は4日(同5日)のオリオールズ戦の試合前にフリー打撃中のスイングで右脇腹を負傷。検査の結果、軽い炎症と診断された。この日はケージでスイングをした後、フィールドで7割程度のスピードでダッシュを繰り返した。フィル・ネビン監督は「明日どう感じるか見てみる。今動いた感じではいいようだ。スイングはしたが今夜先発するには十分でなかった。もしチャンスがあれば代打はあるかもしれない」と説明していた。

 この日はモニアックも「6番・中堅」で出場予定だったが、背中の張りで急きょ、スタメンを外れた。また、「3番・右翼」で先発出場したレンヒーフォも初回1死で素振りをした際に左腕を痛め、打席に入ることなく負傷交代。球団はその後、負傷について「左上腕二頭筋損傷」と発表した。サヨナラ打を放ったのはレンヒーフォに代わり、急きょ出場したグリチェクだった。

 チームはトラウトやレンドンらもけがで戦線離脱しており、故障者続出の負の連鎖が続いている。

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