ヤクルト・村上 清原に並んだ日本選手歴代最多6年目で通算186発 逆転劇呼び込む26号

[ 2023年9月7日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―2巨人 ( 2023年9月6日    神宮 )

<ヤ・巨>6回、同点ソロを放つ村上(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルト・村上が偉大な先人に並んだ。

 0―1の6回1死で、バックスクリーンを越える特大の135メートル26号同点ソロ。3試合ぶりの一発で、この回一気に4点を奪う逆転劇を呼び込み「流れを変えられる本塁打を打てて良かった」と振り返った。

 通算186号。外国人選手を除き、プロ6年目の本数では清原和博(西武)に並ぶ歴代最多となった。清原は1年目の86年に31本だったのに対し、村上は1年目にわずか1本。その後の成長曲線に驚かされる。

 本塁打、打点のタイトル争いで逆転は厳しく、昨季は史上最年少での3冠王だったが今季は無冠の危機。それでも目の前に試合があれば全力でバットを振る。チームの連敗は4、巨人戦の連敗は6で止まった。残り20試合。主砲は「もちろん、勝てるプレーを見せたい」と誓った。(鈴木 勝巳)

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