オリ・中嶋監督 貧打解消の「兆しがちょっと見えたかな」19イニングぶり得点が上昇気流に

[ 2023年9月7日 05:01 ]

パ・リーグ   オリックス3-4西武 ( 2023年9月6日    ほっともっと神戸 )

<オ・西>6回、リードを許しベンチでボーゼンとする中嶋監督(撮影・後藤 正志)
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 ほっともっとフィールド神戸の今季最後の2連戦に連敗しても、オリックス・中嶋監督は前だけを見据えた。ここ8試合で4度の零敗を喫していた貧打は、この日も変わらず。ただ、0―4の8回に4四死球と敵失で3点を返した粘りを、今後への光とした。

 「四球絡みですけど、兆しがちょっと見えたかなと。上がり目かなとは思います」。7回まで今井の前に散発4安打。だが8回に相手右腕が制球を乱し、池田、西野の四球、中川圭の死球で1死満塁とすると、森が押し出し四球を選んで19イニングぶりに得点。さらに2死満塁から宗の三ゴロを佐藤龍が後逸。2点を追加し、無安打で3点を奪い追いすがった。

 ロッテが敗れ、マジックは1減の「15」。指揮官は「もうプラスしかない。全員で、そこを目指してやっていく」と言葉に力を込めた。

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