藤浪晋太郎が連続好投、10戦連続無四球で5連勝貢献にネット「日々自信」「チャンピオンリングを」 

[ 2023年9月7日 14:04 ]

ア・リーグ   オリオールズ10―3エンゼルス ( 2023年9月6日    アナハイム )

<エンゼルス・オリオールズ>8回に登板し、無失点に抑えた藤浪(撮影・光山 貴大)
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 オリオールズの藤浪晋太郎投手(29)が6日(日本時間7日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦に救援登板。オ軍移籍後、5回目の連投で、7点リードの8回にマウンドに上がり、1イニングを1安打無失点に抑えた。オ軍は10―3で勝利し、5連勝した。

 7点リードの8回に登板。先頭のフィリップスを2ボール2ストライクから157キロの高めの直球で空振り三振に仕留め、続くシャヌエルは1ボール1ストライクからスプリットで左飛。ドゥルーリーには、スライダーを3球投じるなどし、フルカウントから直球を右翼に運ばれ、ダイレクトキャッチを試みたヒックスが後ろにそらして三塁打となったが、レンヒーフォを160キロ台の直球勝負で2ストライクと追い込み、最後はこの日最速の161・7キロの直球で左飛に打ち取った。これで10試合連続無四球投球となった。

 この投球に、インターネット上には「日々自信をつけているように見受けられる」「チャンピオンリングを取れたら藤浪は本当に持ってる男」「復活したみたいで嬉しい」「MLBに慣れてきたというかフィットしてきた感じがあるのでほんとに頑張って欲しい」「長所を伸ばすという教育方針について、アメリカはまだまだずっと先を行っていると思った」などの声が上がっている。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕からアスレチックスの先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開でデビューから4連敗。その後に救援に配置転換され、7月19日(同20日)に地区首位争いをするオリオールズにトレード移籍した。これで通算成績は55試合(71回1/3)で6勝8敗2セーブ4ホールド、防御率7・32。奪三振78で与四死球46、暴投6となった。

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