巨人・坂本勇人 相変わらず復帰戦にめっぽう強い!プロ初のスタメン三塁、初打席で安打

[ 2023年9月7日 18:43 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年9月7日    神宮 )

<ヤ・巨>2回、坂本は安打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の坂本勇人内野手(34)が7日に出場選手登録され、同日のヤクルト戦(神宮)で本職の遊撃ではなく「5番・三塁」に入って先発出場。第1打席でいきなり中前打を放ち、相変わらず復帰戦にめっぽう強いところを見せた。

 坂本は体調不良による「特例2023」の対象選手として5日に出場選手登録を抹消され、5日と6日のヤクルト戦(神宮)を欠場したが、この日からチームに合流して3試合ぶりにスタメン復帰。プロ17年目、通算2081試合目で初となるスタメン三塁に入った。

 そして、0―0で迎えた2回、1死走者なしの場面で入った第1打席。相手先発左腕・高橋がカウント1―1から投じた3球目、真ん中付近に入った直球を逃さず、中前に運んだ。坂本にとっては、これが現役最多の2301安打目となっている。

 坂本は右太腿裏肉離れから35日ぶりの復帰戦となった7月28日の中日戦(東京D)では3回までに3安打を放って通算181度目となる猛打賞をマーク。右太腿裏を気にする仕草をして途中交代し、その後再びスタメン復帰となった8月10日の阪神戦(東京D)では13号ソロを放つなど、昨季に続いて今季も復帰戦にはめっぽう強い。

 なお、原辰徳監督(65)は坂本のスタメン三塁起用について「少しいろんなことを考慮して。やっぱり彼にずっと離脱してほしくないし」と説明。スタメン遊撃にはドラフト4位ルーキーの門脇誠内野手(22=創価大)が引き続き入るが、「ショートはハードなポジションだから」としている。

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