巨人・原監督 リリーフで4失点炎上の鈴木康平に「ピッチングコーチが考えていると思いますね」

[ 2023年9月1日 21:58 ]

セ・リーグ   巨人3―9DeNA ( 2023年9月1日    横浜 )

<D・巨>7回、牧(右)に2ランを浴びた鈴木(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の鈴木康平投手(29)がDeNA戦(横浜)に3番手としてリリーフ登板。牧と宮崎に2者連続アーチを浴びるなど1回を投げ切れず、4失点と炎上して降板した。

 鈴木康は8月26日の阪神戦(東京D)でも4番手として登板した7回、木浪に満塁弾を浴びるなど2/3回5失点でリリーフ失敗。大量失点が続いており、試合後、鈴木康について聞かれた原辰徳監督(65)は「それはピッチングコーチが考えていると思いますね」とし、「今のところは何とも言えませんね」と話した。

 3―5で迎えた7回だった。4回5失点KOの戸郷、2回無失点のビーディに続いて3番手として登板したのは、5月に広岡との交換トレードで巨人に移籍してきた鈴木康だった。

 すると、先頭の関根をいきなり四球で塁に出し、犠打で1死二塁。打者・佐野の時に自らの暴投で走者に三進を許すと、佐野の二ゴロで失点(記録は野選)した。

 そして、続く相手主砲・牧に3戦連発となる25号2ランを被弾すると、この日出場選手登録されたばかりの5番・宮崎に2者連続となる18号ソロを被弾。あっという間に4点を失った。

 この時点で3―5の2点差から3―9と6点ビハインドに。ソトをカーブで空振り三振に打ち取って2死までこぎ着けたが、山本、林に連打を許して2死一、二塁と再び得点圏への進塁を許した。

 ここで原監督がベンチを出て自らマウンドへ向かい、4番手左腕・今村への投手交代を告げた。なお、今村は3球で代打・蝦名を打ち取り、この回を終わらせている。

 鈴木康の投球内容は2/3回で打者8人に対して41球を投げ、4安打4失点。1三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は156キロだった。

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