トミー・ジョン手術明けの中日・梅津　817日ぶり1軍登板で自己最速155キロ「直球で押していけた」

セ・リーグ   中日1－6ヤクルト （ 2023年8月31日    バンテリンD ）

＜中・ヤ＞初回を無失点に抑え、声を掛けられサムアップポーズの梅津（撮影・椎名　航）
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　中日の5年目、梅津が昨年3月の右肘内側側副じん帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）から復帰し、自己最速155キロを計測するなど、5回1失点（自責0）で上々の再スタートを切った。

　「勝って感謝を伝えたかったですが、元気に投げられる姿を見せられてよかったです」

　初回先頭の内山には4球全て直球で最後は152キロで二飛。自らの失策などで招いた2回1死三塁で丸山和に先制打を許したが、冷静に後続を断った。

　「直球で押していけた。パワーが付いたと思う」。肘の負担軽減のため投球フォームを見直し、約8キロ増の体重100キロなど筋力アップに取り組んだ。21年6月5日のオリックス戦以来、817日ぶりの1軍マウンドで復活を予感させた。　（湯澤　涼）