巨人原監督が「特例抹消」の岡本和と梶谷に言及 31日は「難しいとは思いますね。熱が下がっていない」

[ 2023年8月30日 22:08 ]

セ・リーグ   巨人1―2広島 ( 2023年8月30日    京セラドーム )

<巨・広>9回無死一、二塁、マウンドで田中千(左)と言葉をかわす原監督(撮影・平嶋 理子)
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 リーグ4位の巨人は30日の広島戦(京セラドーム)で1―2で敗れ、8月21日以来の借金1となった。この日、3位のDeNAが阪神に勝ったため、巨人とDeNAの差は2・5ゲームに広がった。

 先発の菅野は6回を投げ5安打2失点。初回2死一塁。長打だけは避けたい場面で、西川にカウント2ボール1ストライクからの4球目、外角を狙った153キロ直球が真ん中に入ったところを右中間二塁打され、先制を許した。そして打席での全力疾走直後となった5回先頭の末包にカウント1ボール2ストライクからの5球目の152キロ直球を左翼席に運ばれ、6敗目となった。

 打線も9回に2年目の岡田がプロ初アーチとなる右中間ソロを放ったが、反撃もそこまで。34本塁打&83打点でリーグ2冠の主砲・岡本和真内野手、梶谷隆幸外野手が29日に体調不良で「特例2023」で出場選手登録を抹消。29日から2試合連続で4番に入った坂本は2安打1四球と気を吐いたが、その坂本の安打から好機を築いた8回1死二塁では5番に入った丸が右飛、大城が見逃し三振に倒れた。

 試合後の原辰徳監督と報道陣のやりとりは以下の通り。

 ――岡田がプロ初本塁打。
 「ねえ!いいものが出ましたね、うん」

 ――先発の菅野は6回2失点。
 「先取点というのがね、なかなか今チーム状況の中で、というところはありますけれど、粘り強く放ったというところでしょうね」

 ――攻撃は何度かチャンスが…。
 「何度もはなかったかもしれない(笑い)。まあもう一本でしょうね」

 ――なかなか捉えきれないのは力みか。
 「まあどういう風に悔しい思いで選手たちも含めね、我々もいますね」

 ――中山が好守備
 「いやいやいや、もうね、スーパープレーですね。投手を助けましたね」

 ――岡本和と梶谷はあす以降は
 「まあそうですね、難しいとは思いますね。明日に関してはね。熱がまだ下がっていないという状況ですから」

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