藤浪晋太郎は登板5試合ぶりに失点 連投マウンドで3連打浴びるなど1回4安打2失点も試合締める

[ 2023年8月30日 11:02 ]

ア・リーグ   オリオールズ9-3ホワイトソックス ( 2023年8月29日    ボルチモア )

ホワイトソックス戦の9回に登板した藤浪(AP)
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 オリオールズの藤浪晋太郎投手(29)が29日(日本時間30日)、本拠地でのホワイトソックス戦に8点リードの9回から4番手で登板。4安打を許し2点を失ったが、試合を締めた。

 8点リードの9回、マウンドに上がった藤浪だが、先頭・ヒメネスに中前打を許すと、続くモンカダにも右翼へ安打を許し無死一、三塁。次打者・ボーンにも右前打を浴び3連打で失点した。なおも一、三塁からコラスの一ゴロの間に2点目を失うと、ソーサにも右前打を浴び、再び一、三塁とピンチを広げた。

 それでもリーを中飛に打ち取ると、一塁走者・ソーサが飛び出していたため、一塁へ転送されダブルプレーでゲームセット。相手打線をわずか7球で三者凡退に打ち取った前日の登板から一転、苦しい投球内容となったが試合を締めた。

 藤浪の失点は19日(同20日)のアスレチックス戦以来、5試合振りだった。

 オリオールズは1-1の7回2死満塁からサンタンダーの走者一掃となる適時二塁打で勝ち越しに成功。8回にも5点を加え突き放した。投げては先発・クレマーが7回途中1失点と好投。コローン、カノとつなぎ、藤浪に9回のバトンを託し勝利した。
 

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