U18「麟太郎世代」の4番は履正社・森田 馬淵監督「4番は圧倒的な力を」甲子園2戦連発男に期待

[ 2023年8月30日 19:29 ]

台湾入りするため羽田空港に到着した森(手前)ら侍ナイン(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 きょう31日に台湾で開幕する「第31回WBSC U18ワールドカップ」に出場する高校日本代表が30日、開催地の台北市に入った。 U18のメンバー紹介動画はこちら

 離日前に代表取材に応じた馬淵史郎監督(明徳義塾)は、打線のキーマンについて問われて、「やっぱり4番がおらんとね。4番とエースのいないチームは弱いですよ。(4番は)森田でいこうと思っています」と森田大翔(履正社)を4番に指名した。

 森田は、ここまで実戦3試合全てで4番で起用された。28日の大学代表との壮行試合では2打数無安打に終わったものの、夏の甲子園では2戦連発を放つなど長打力はチーム屈指。同監督は「4番は圧倒的な力が欲しい。(森田は)まだ遠慮しているのか結果は出ていないが、力はある」と信頼を寄せた上で、「前半戦を見てダメだった(4番を)変えます」とも言及した。

 森田は以前から「履正社のときとやることは同じ。4番なら走者を還す仕事をする」と意気込んできた。今大会は、花巻東(岩手)・佐々木麟太郎、広陵(広島)・真鍋慧ら世代を代表するスラッガーの招集が見送られた中、夏の甲子園で一気に評価を高めた右の強打者が4番を担う。

 ◇森田 大翔(もりた・はると)2005年(平17)4月17日生まれ、大阪府豊中市出身の18歳。小学2年に豊島パワーズで野球を始めて遊撃手。小学6年時にはオリックスジュニアに選出される。中学では豊中シニアに所属。履正社では1年秋に背番号15でベンチ入りし、2年秋に背番号5。遠投100メートル、50メートル走6秒4。1メートル79、70キロ。右投げ右打ち。

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