中京が2連覇！単独最多12度目V　黒田が決勝打　全国高校軟式野球選手権

2年連続12度目の優勝を果たし、喜ぶ中京ナイン
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　第68回全国高校軟式野球選手権最終日は29日、兵庫県の明石トーカロ球場で決勝が行われ、中京（東海・岐阜）が天理（近畿・奈良）に6―4で勝って2連覇を果たし、単独最多の優勝回数を12とした。

　主軸の一振りで連覇を決めた。4―4の9回2死二、三塁。3番・黒田航輝（2年）が右前へ決勝の2点打を放った。「絶対に弱気になったらダメだと思った」。新チーム結成時は人任せな部分が目立ったが、主将の荒井優真（3年）が嫌われ役を買って出るなど奮起。練習から一球にこだわり、接戦をものにするチームをつくり上げた。平中亮太監督は涙ながらに「一番苦しい思いをしたのは主将」とねぎらった。