ロッテ吉井監督「チーム力の差を感じた」 オリと今季最大10・5差…継投遅れを悔やむ

[ 2023年8月27日 20:36 ]

パ・リーグ   ロッテ2―5オリックス ( 2023年8月27日    京セラD )

<オ・ロ>9回、ベンチから試合を見つめる吉井監督(左から3人目)(撮影・後藤 大輝)
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 ロッテは1―3の6回にポランコの2年連続20号となる右越えソロで1点差としたが、8回にブロッソーの失策で2点を失い万事休す。首位オリックスとの直接対決は2敗1分けに終わり、ゲーム差は今季最大の10・5となった。吉井監督は「チーム力の差を感じた」としつつも「勝てるチャンスはあった」と悔やんだ。

 吉井監督との一問一答は以下の通り。

 ――先発の森は4回3失点。

 「まあ、頑張ったんですけど、今日は本当に負けられない一戦だだと思ったんで、やられる前に代えようと思ったんですけども、ちょっと継投遅れちゃいました。それが今日の敗因です」

 ――攻撃陣について、相手投手攻略のイメージは?

 「それぞれ狙い球はあったと思うんですけども、対応するだけの技術がなかったってことですかね。そんなに完璧にやられてる感じではなかったので、ちょっと、もったいなかったですけど、これも仕方ないです」

 ――9番に小川を起用した。中村奨を休ませた意図は?

 「いや、もう、その通りです。奨吾は休養日です」

 ――ポランコの前に走者を置ければというところだが、ソロ本塁打が目立つ。

 「いや、走者がいる場面も結構あるんですけども、ポランコの一発が走者のいない時に出てるっていう感じですかね。そこは別に、ソロホームランが目立っているので、(走者が)いない気がするけど、そうでもないでしょ。本当にタイミングと巡り合わせなので、いつかはまってくれるかなと思っていますけど」

 ――首位オリックスとの3連戦を振り返って。

 「そうですね。チーム力の差は感じましたけど、こちら側がもっとうまくやれば、勝てるチャンスはあったと思うので。選手たちは彼らの力をめいいっぱい出してくれたんじゃないかなと思っています」

 ――「うまくやれば」とは?

 「たくさんあって、ここでは説明できないんですけども。さっき言った継投のところも、2死だったのでブルペンは準備はしづらいんですけども。短期決戦で『早く代えますよ』というのを試合前に言っていたので、あそこで準備できていないのは、こちらの怠慢なので、そういうところ。もろもろですね」

 ――今後の戦いで監督が選手に求めることは?

「一番大事なのは、チャンスがある限りトライしようということですね。駄目なことを考えて思い切りやらないのが一番アスリートとして駄目なので。失敗、ミスを恐れずに積極的にプレーしてほしいなと思います」

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