中日・宇佐見サマー!セ界史上3人目の月間3度目サヨナラ打で連敗8で止めた 落合、阿部慎之助に並んだ

[ 2023年8月27日 19:30 ]

セ・リーグ   中日2X―1DeNA ( 2023年8月27日    バンテリンD )

<中・D>12回、サヨナラ適時打を放ち、ウォーターシャワーを浴びる宇佐見(撮影・椎名 航)
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 中日がついに長いトンネルを脱出した。宇佐見真吾捕手(30)が27日、DeNA戦(バンテリンD)の延長12回にサヨナラ打を放ち連敗を8で止めた。宇佐見は今月3度目のサヨナラ打。セ・リーグでは史上3度目の快挙となった。

 1―1で迎えた延長12回だった。相手投手は8番手の森原がマウンドに。先頭の岡林は好守に阻まれる形で一ゴロ、大島は遊ゴロに倒れ、あっという間に2死に。しかし、ここから高橋周が四球を選び出塁すると、ベンチは代走に三好を送る。続く細川が左前打を放ち2死一、二塁とチャンスをつくると、打席には“劇打男”宇佐見が立った。そして森原が投じた4球目、150キロ直球を逆らわずに左前に運んだ。代走・三好が生還。最後の最後で劇的過ぎる連敗を止めるサヨナラ打。16日以来となる勝利をチームにもたらした。

 13日の広島戦(バンテリンD)では9回までノーヒットノーラン投球を続けていた柳が降板後、10回に3号サヨナラ弾。16日の巨人戦(同)でも2戦連続となるサヨナラ打を放っていた宇佐見は、出迎えのウオーターシャワーを全身に浴び笑顔がはじけた。

 月間3度のサヨナラ打はセ・リーグタイ記録。1988年8月の落合博満(中日)、2002年8月の阿部慎之助(巨人)以来21年ぶりリーグ3人目の快挙。ちなみに、3人とも8月の達成となった。

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