阪神・伊藤将を8回続投 岡田監督「そんなピッチャーと違うからなあ」勝ち負け背負う投手と信頼

[ 2023年8月27日 18:07 ]

セ・リーグ   阪神2-4巨人 ( 2023年8月27日    東京D )

<巨・神> 8回、岡本和の適時打で勝ち越しを許し天を仰ぐ伊藤将(撮影・大森 寛明)
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 阪神が27日の巨人戦に逆転負けを喫し、連勝は6でストップした。勝てば月間19勝目(4敗)で、球団記録(64年8月、68年8月、23年5月)に並ぶ快挙だったが、次戦にお預け。また、両リーグ最速での70勝到達も再挑戦となる。

 痛恨だったのは2-2と同点の8回だ。先発・伊藤将が2死一、二塁で、岡本和に勝ち越し適時打。さらに続く丸にも適時打を許して降板。これが決勝点となった。

 伊藤将は、無失点投球を続けていた7回に先頭の代打・大城卓に中越えの本塁打を浴びると、2死から3番・坂本に同点弾を被弾した。序盤の好投を打線が援護できなかった。

 試合後、岡田監督は伊藤将の8回の続投については「勝ち負け、つけてやりたいと思っていたから」と話し、信頼の表れか、との問いには「うーん。まあ別になあ。勝ち星つかんといいピッチングで終わるんだったら変えてもいいんやけど。そんなピッチャーと違うからなあ」と、普通のローテーション投手とは違うという意味合いを示唆した。

 7回のソロ弾2本も痛かったが、同監督は「ああー。坂本の方が悔やんどったなあ。(バットの)先っぽで、言うとったけどそれはしょうがないよな、ここの球場」と弁護していた。

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