巨人 “天敵”伊藤将ついに打った!大城卓&坂本弾で追いつき、岡本和がV打

[ 2023年8月27日 17:07 ]

セ・リーグ   巨人4―2阪神 ( 2023年8月27日    東京D )

<巨・神>8回、勝ち越し打を放った岡本和(撮影・岸 良祐)
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 巨人は優勝マジック点灯中の首位阪神に大城卓、坂本のソロ本塁打2発で追いつき、岡本和の適時打で逆転勝ち。今季6度目となる同一カード3連敗を阻止して阪神戦連敗を5で、東京ドームでの阪神戦連敗を6(1分け挟む)で止めた。巨人の阪神戦勝利は7月27日(甲子園)以来31日ぶりで、本拠・東京ドームで阪神に勝つのは6月30日以来58日ぶり。

 “天敵”伊藤将をついに捉えた。0―2で迎えた6回、先頭の代打・大城卓がバックスクリーン右へ11試合ぶりとなる15号ソロを叩き込んで1点差とすると、2死後に坂本が左中間スタンドへ15号ソロ。

 伊藤将からこの2年間で奪った得点は昨年8月3日(東京D)に吉川が放ったソロ本塁打による1点のみで昨季から5連敗中だったが、今季3試合22イニング目にしてついに初得点を刻んだ。

 すると、2―2のまま迎えた8回だった。2死走者なしから北村拓が四球を選んで出塁すると、代走・門脇がすかさず二盗に成功。坂本も連続四球で続いて一、二塁とすると、ここまで伊藤将に9打数無安打だった主砲・岡本和が左前適時打を放ってついに勝ち越した。

 岡本和は一塁ベース上で珍しく渾身のガッツポーズ。俊足を飛ばして本塁にヘッドスライディングで飛び込んだ門脇は、勝ち越しの1点にグラウンドを右手で叩いて喜びを爆発させた。

 さらにこの回、丸も中前適時打で続き“天敵”伊藤将から4点を奪ってついに降板に追い込み、最後は6番手左腕・中川で逃げ切った。

 投手陣は、試合前まで東京ドームでの防御率が0・92と抜群の安定感を誇っていた先発左腕メンデスが被安打2ながら4四死球にボークと乱れに乱れて3回途中2失点(自責1)KO。

 だが、2番手で3回途中から投げたドラフト3位ルーキー右腕・田中千が2回1/3のロングリリーフで打者8人から4三振を奪う無安打無失点投球で流れを変えて同点劇を呼び込むと、その後も無失点継投だった。

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