阪神　東京D7連勝へ！ラッキーな2点目　死球→ボーク→捕逸→失策　近本無安打で“何もせず”生還

セ・リーグ   阪神―巨人 （ 2023年8月27日    東京D ）

＜巨・神＞　3回1死、近本は死球を受ける（撮影・大森　寛明）
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　阪神が27日の巨人戦で、幸運な形で2点目を奪った。

　巨人の自滅につけ込んで追加点を奪った。1点リードの3回1死で、近本がユニホームをかすめる死球で出塁。続く中野の打席で巨人・メンデスが執拗にけん制するも、3度目のけん制がボークと判定され、近本が二進した。

　直後の3球目を今度は捕手・岸田が捕逸。近本は三塁に進み、さらに投手・メンデスがホームカバーを怠った隙を見えて本塁生還をうかがった。

　メンデスが急いで本塁に向かったため近本は三塁に帰塁するも、これを三塁で刺そうとした捕手・岸田が悪送球。ボールが外野を転々とする間に近本が悠々と2点目のホームを踏んだ。無安打で得点を奪う、幸運な形となった。

　東京ドームで6連勝中と勢いに乗る阪神は、幸先の良いスタートとなった。