阪神・岩崎　23試合連続無失点「抑えられて良かった」　中日・マルティネスに並ぶセ界2位タイ26セーブ

セ・リーグ   阪神9―6巨人 （ 2023年8月26日    東京D ）

＜巨・神＞試合に勝利し、手を取り合う岩崎と坂本（右）（撮影・岸　良祐）
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　大荒れの試合展開も、幾多の修羅場を乗り越えてきた10年目左腕は意に介さなかった。3点リードの9回に登板した阪神・岩崎が3者凡退に仕留め、リーグ2位のマルティネス（中日）に並ぶ26セーブ目。6月28日の中日戦（甲子園）から続く自身の連続試合無失点を、23試合に伸ばした。

　「抑えられて良かったです。これからも一試合、一試合みんなで頑張っていきます」

　7回に救援陣が3点を返されるなど、追いすがる巨人打線の反撃ムードをあっさり断ち切った。先頭の梶谷を142キロ直球で中飛に。中田翔も144キロ直球で右飛に打ち取り、最後は代打・長野を宝刀のチェンジアップで再び右飛に仕留めた。リーグトップの49試合目の登板も役割を完遂。交流戦明けから続く無双状態に、陰りは見られない。