ヤクルト・中村の意表突く同点スクイズから6回一挙4得点で逆転!5回まで山崎伊からわずか1安打も

[ 2023年8月22日 19:45 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2023年8月22日    東京D )

<巨・ヤ>6回、同点のスクイズを決める中村(撮影・尾崎 有希) 
Photo By スポニチ

 ヤクルトが1点を追う6回に中村悠平捕手(33)のスクイズで同点に追いついた。

 相手先発右腕・山崎伊の前に5回までわずか1安打と抑え込まれて向かえた0―1の6回だった。先頭の長岡がチーム2本目の安打となる左前打で出塁すると、9番投手の小沢がスリーバント失敗後に1番・山崎が右前打。一走・長岡が一気に三塁に進み1死一、三塁と、この日初めてのチャンスを迎えた。

 ここで打席に立った2番・中村が初球に動いた。スイングの構えから意表を突くスクイズを敢行。一塁線に転がった打球を山崎伊が必死にグラブで捕球しトスするもタッチできず。ヘッドスライディングの長岡が同点の生還を果たした。

 一塁ベース上では中村がしてやったりの表情。劣勢が続いた中盤に試合を振り出しに戻した。勢いは止まらず、山田が右飛後に村上が四球を選び2死満塁とすると、5番・サンタナが遊撃・坂本が伸ばしたグラブの横を抜ける中前2点適時打を放ち勝ち越しに成功。続くオスナにも適時打が生まれ、この回一挙4点を奪い逆転した。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月22日のニュース