マリナーズが7連勝　なるか22年ぶりの地区優勝？　西地区首位のレンジャーズは5連敗

ホワイトソックス戦の8回に3ランを放ったマリナーズのローリー（AP）
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　ア・リーグ西地区3位のマリナーズは21日、敵地シカゴ（イリノイ州）でホワイトソックスを14―2で下して70勝55敗。フリオ・ロドリゲス（22）は休養で欠場したが、「4番・捕手」で出場したキャル・ローリー（26）が23号ソロと24号3ランを含む3安打、6打点をマークして勝利に貢献し、チームは3連敗のあと7連勝を飾った。

　一方、ア・リーグ西地区首位のレンジャーズは敵地フェニックス（アリゾナ州）でダイヤモンドバックスに延長11回の末、3―4で逆転サヨナラ負けを喫して5連敗。72勝53敗となって2位アストロズとは1・5ゲーム差、3位マリナーズとは2ゲーム差となった。

　レンジャーズは1―1で迎えた延長11回の表にネイト・ロウ（28）のタイムリー二塁打で2点を追加。しかしその裏、ダイヤモンドバックスのジェラルド・ペルドモ（23）とトミー・ファム（35）に連続で二塁打を浴びて3点を献上し、無念の敗戦となった。

　メジャーの全6地区の中で、上位3チームが2ゲーム差以内にひしめいているのはア・リーグ西地区だけ。7月1日以降を32勝13敗で乗り切っているマリナーズはワイルドカード争いで3番手につけているが、イチローが入団した2001年以来、22年ぶりの地区優勝にも可能性を残している。

　＜ア・リーグ西地区順位（21日現在）＞
（1）レンジャーズ（72勝53敗）
（2）アストロズ（71勝65敗）
（3）マリナーズ（70勝55敗）
（4）エンゼルス（61勝64敗）
（5）アスレチックス（35勝90敗）