【甲子園】慶応・清原 初の父子2代甲子園制覇へ「チームを助けられる一本を打ちたい」

[ 2023年8月22日 21:35 ]

<慶応練習>打撃練習に励む慶応・清原勝児(撮影・須田 麻祐子)
Photo By スポニチ

 107年ぶりの優勝を目指す慶応(神奈川)は22日、西宮市内のグラウンドで約2時間の最終調整を行った。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(56)を父に持つ勝児内野手(2年)は初の父子2代甲子園制覇へ意気込みを語った。

 「やれることは全てやった。自信を持って戦いたい」とリラックスした表情で決戦を見据えた清原。「あと1勝で実績的には届くので楽しみ」と話した。

 父がPL学園(大阪)3年時に宇部商との決勝を劇的なサヨナラ勝ちで制し、全国制覇した85年8月21日から38年。全試合、甲子園で見守る父からは今大会中「悔いなくやり切れ」と連絡をもらった。

 今大会、全て代打出場で3打数無安打。この日の打撃練習では右方向への強い打球を飛ばし、「この夏、最後の練習なので全て出し切りました」。連覇を目指す仙台育英との戦いは「ビハインドで試合が進むことも予想される」とし、「自分はチームを助けられる一本を打ちたい」と勝利に貢献することを誓っていた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月22日のニュース