【甲子園】土浦日大零敗で県勢20年ぶりの決勝逃すも…エース藤本「後輩たちに財産残せた」

[ 2023年8月22日 05:30 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第13日・準決勝   慶応2―0土浦日大 ( 2023年8月21日    甲子園 )

<慶応・土浦日大>甲子園の土を集める土浦日大ナイン(撮影・大森 寛明)
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 土浦日大(茨城)は好機にあと一本が出ず、慶応(神奈川)に敗戦。県勢20年ぶりの決勝進出を逃した。

 「選手たちは自分の力を出し切り歴史を変えてくれた。悔いはありません」。84年に名将・木内幸男監督率いる取手二の三塁手として全国制覇した小菅勲監督は、土浦日大初の4強を称えた。

 PL学園(大阪)を破った84年決勝と同じ「8・21」に、当時相手の主砲だった清原和博氏の次男・勝児のいる慶応に敗戦。当時は2年生右腕・桑田真澄を打ち崩したが、同じ2年生右腕・小宅雅己に封じられた。

 エース左腕の藤本士生(3年)は「後輩たちに財産が残せた」と胸を張り指揮官も「優勝するために必要なものを学んだ」と振り返った。(秋村 誠人)

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