巨人・岡本和 歴代5位の年少200号なるか 8月12本塁打

[ 2023年8月22日 05:00 ]

巨人・岡本
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 【Weekly Date展望】岡本和(巨)の勢いが止まらない。今月は12本塁打を放ち長嶋茂雄、原辰徳らの11本を抜く、巨人右打者の月間最多本塁打記録を更新。20日広島戦で放った今季34号は通算199本目の一発となり、記念の200号に王手がかかった。プロ9年目、27歳1カ月の「若大将」。通算200本塁打到達の最年少記録は、92年清原和博(西)の24歳10カ月だが、現在の年齢で到達すると19年山田哲(ヤ)に並ぶ歴代5位の年少到達になる。

 一方、出場試合数による200号到達ペースを見ると、1位から5位までを05年カブレラ(西=538試合)、93年ブライアント(近鉄=578試合)、87年バース(神=587試合)、07年ウッズ(中=642試合)、04年ペタジーニ(ヤ=664試合)と強打の外国人が独占。すでに830試合に出場している岡本和の上位入りはならないが、歴代6位の22年山川(西)の697試合をトップとした日本人限定のスピードランクなら10傑入りが狙える。今日のヤクルト戦で打てば前出清原の824試合に次ぎ、99年松井秀喜(巨)の841試合より10試合も早い日本人9位になる。巨人の偉大な先輩を抜くメモリアルアーチとなるか注目だ。(記録課・志賀 喜幸)

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