西武 2年連続ソフトバンクにノーノー献上 前を向く松井監督「1敗は1敗なんで。明日が大事」

[ 2023年8月18日 20:35 ]

パ・リーグ   西武―ソフトバンク ( 2023年8月18日    ペイペイD )

<ソ・西>3回、今宮のゴロをさばく遊撃手・源田(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの石川柊太投手(31)が18日の西武戦で無安打無得点試合を達成した。プロ野球史上88人目、99度目の偉業達成。リーグでは日本ハムのポンセが22年8月27日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で達成して以来となった。

 相手の西武は8回までに3四球を選んだが、石川攻略の糸口を見いだせずスコアボードにゼロを並べた。9回は先頭の蛭間が空振り三振。続く平沼は死球で出塁したが、途中出場で3番に入った西川は空振り三振に倒れた。最後は4番・中村が一ゴロに倒れて快挙達成を許した。

 試合後「まあ、1敗は1敗なんで。明日が大事になってくると思う。明日しっかりやっていく」と前を向いた松井監督。石川については「対策は練っていったが…テンポはいつも通りいい」と評した。そして「明日しかないなと思っているんで。引きずってても一緒ですし。明日どう入っていくぐらいかな。もちろん悔しさはあるが、切り替えて明日へ向けてどう準備をしていくかが大事」と“明日”を繰り返していた。

 昨季は5月11日のソフトバンク戦(ペイペイD)で東浜巨に、6月18日のオリックス戦(ベルーナD)では山本に、それぞれノーヒットノーランを献上。1シーズンでノーヒットノーランの達成を2度許したのは1971年西鉄以来51年ぶり6度目だったが、今季2年連続での“屈辱”となった。

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