阪神・ビーズリー、雨に苦戦「投げにくかった」 広島打線の勢い止められず5失点

[ 2023年8月18日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神0-6広島 ( 2023年8月17日    マツダ )

<広・神>4回途中で降板したビーズリーは雨で試合が中断し引き揚げるナインを待つ(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 阪神・ビーズリーは雨に泣いた。先発転向から5戦目で最多5失点を喫して2敗目。序盤2回は危なげなく無失点で滑り出しながら、雨脚が強まった3、4回に広島打線に捕まった。

 「(雨で)ちょっと投げにくかった。勢いに乗った相手打線を止めることができずに、降板となってしまって悔しいね」

 3回は安打と犠打で1死二塁を背負い、上本に140キロカットボールを中前へ運ばれて先制点を献上。さらに野間の左前打で一、三塁とされ、代打・矢野の中犠飛で2点目を失った。

 雨とともに強まる広島打線の勢いを4回も止められない。安打と四球で1死一、二塁を招き、菊池の鋭い三ゴロを小野寺が後逸。守備のミスにも足を引っ張られて3点目を失った。なお一、二塁では投手の床田に初球の甘く入ったカットボールを痛打。右越え適時二塁打を浴びたところで交代を告げられた。広島戦は過去2度とも救援。先発では初対戦で、来日ワーストの被安打6を数えた。

 「自分のボール自体もあまりよくなかったが、それでも、5点を取られたことは、(広島が)いいチームなんだろうな、と。要所要所でしっかり抑えられなかったことを反省しないといけない」

 先発陣は11日のヤクルト戦で7回1失点だった村上を最後に5試合連続で6回もたずに降板。2番手以降の及川、馬場がともに回をまたいで投げるなど救援陣への負担は増しつつあり、18日のDeNA戦に先発する村上への期待は一段と高まった。(阪井 日向)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月18日のニュース