女子バレー日本代表監督 セッター向き野球選手は…栗山氏も“納得” 森保監督「サッカーならボランチ」

[ 2023年8月18日 21:15 ]

(左から)侍ジャパン前監督の栗山英樹氏、バレーボール女子日本代表の真鍋政義監督、サッカー男子日本代表の森保一監督
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 バレーボール女子日本代表の真鍋政義監督(59)が18日放送のフジテレビ系「イット!特別編女子バレー復活を託された黄金世代/栗山×眞鍋×森保名将鼎談」(午後13・50~)に出演。3月のWBCで世界一に輝いた野球日本代表(侍ジャパン)メンバーで最も「セッターが似合う」選手を明かした。

 9月からのパリ五輪予選を控える真鍋監督は“フジテレビ特別企画”で3月のWBCで侍ジャパンを世界一に導き、退任した栗山英樹前監督(62)と昨年のサッカーW杯カタール大会16強の日本代表を率いた森保一監督(54)と鼎談。バレーにおけるセッターというポジションの重要性について「監督に“一番近い”のがセッターです。バレーボールってアタッカーはみんな自分が打つと思って入ってくるですけど、決定権はセッターにあるんですよ。だからセッターに嫌われるとトスが回ってこないんです(笑)。すごい決定権を握っているので野球で言えばキャッチャーみたいなものですかね」と持論を展開。

 侍ジャパンメンバーで誰が一番セッターに向いているのかと問われると「野球だったら源田さん。なんかスゴい守備が上手そうですよね」とコメント。栗山氏がうなづくと、真鍋監督は「何でもできそうなセッターかリベロが似合うように思いますよね」と話した。

 これに栗山氏は「ちょうどWBC準決勝の一番厳しい場面(8回表)で山本由伸投手がピッチャー交代の時に源田(ショート)と山田哲人っていうセカンドがいるんですけど、僕が指示するというよりも彼らの経験上から周囲に声を出して次のピッチャーに状況説明をしてくれていたので、僕ら(監督に)近い感覚で野球をやってくれていたんだなと感じました。ああいうタイプの選手なら(セッターは)出来るんじゃないかと私は思います」と同調した。

 一方、森保監督は「サッカーで言えばアシストできる選手かなと思いますけど、アシストするのは割と攻撃的な選手が多いので、セッターに例えるならボランチの選手かと思います。守田や遠藤航、田中碧かなと…」と持論をぶつけ、仮想話を盛り上げた。

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