【甲子園】日大三の零封男・安田　まさかの5回6失点に涙「自分が踏ん張りきれずに負けた」

第105回全国高校野球選手権記念大会第11日3回戦   日大三2―7おかやま山陽 （ 2023年8月17日    甲子園 ）

＜おかやま山陽・日大三＞敗戦に涙の日大三・安田（左）（撮影・大森　寛明）
Photo By スポニチ

　日大三のエース・安田虎汰郎（3年）が号泣した。2回戦まで16回1/3無失点だった右腕は、初回に1失点など5回10安打6失点。「自分が踏ん張りきれずに負けた。三木（有造監督）さん、みんなともっと野球をやりたかった」と涙した。

　同校の夏の甲子園30勝と5年ぶりの8強入りは逃したが、憧れだった聖地で2勝。三木監督は「努力でここまで来た子。三高の歴史に名前を刻んでくれた。泣かなくていい」とねぎらい、安田は「素晴らしい指導者と仲間に恵まれ、自分は日本一幸せなエース」と最後まで涙が止まらなかった。