ヤクルト今季最悪タイ借金16 村上2戦連発も空砲 高津監督「ムネの前にどうやってランナーをためるか」

[ 2023年8月17日 21:34 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―5DeNA ( 2023年8月17日    神宮 )

<ヤ・D>選手交代を告げる高津監督(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは競り負けて、借金が今季ワーストタイの16に戻った。7月に加入したロドリゲスが6回6安打3失点(自責点は1)で来日初黒星。打線は村上が4回に一時1点差に迫る2試合連発の24号2ランを放つも、追加点を奪えなかった。高津監督の一問一答は以下の通り。

 ――ロドリゲスは3回に自身の失策も絡んで3失点も、試合は作った。

 「スタミナの面というか少し、5回ぐらいから球威が落ちたところはあったが、全体的には良い感じだったと思う。ただ四死球とエラーというのはやっぱり痛いですね」

 ――4回は山田の二塁打から村上の2戦連発。

 「ムネは今、非常に良い状態になったと思うので、その前のバッターがね。1~3番がどうやって出塁するか、どうやってランナーをためて彼に回すかというところがすごく大きい。1、2番が1回も出塁できなかったですし。そこだけで点を取るわけではないですけども、フォアボールで出塁するとか、何かで出塁するとか、もちろん打ってでもそうですけど、そういう形でランナーをためてムネに回すというのが、点の取り方の大きな1つですね、このチームのね」

 ――7回に2番手の山本が佐野に2ランを被弾。

 「もともとコントロールはアバウトなピッチャーなので、追い込んでもインハイとかにいっちゃうんで、デッドボールもそうですけれど、野球は、ピッチャーはコントロールだなと思いますね」

 ――直後の7回の攻撃では、1死一、二塁のチャンスを作ったが、代打・川端が併殺打。

 「それはもうしょうがないですね。勝負にいって、ゲッツーになったわけですから。打つ手を打って、という感じです」

 ――塩見の状態は。

 「今日は会ってないので、ちょっとよくわからないですけれど、明日からリハビリを始める予定です」

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