阪神・大竹、粘投8勝 得意の広島に6回途中3失点も仕事全う 次は「自分の力で乗り切ることが大事」

[ 2023年8月17日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―3広島 ( 2023年8月16日    マツダ )

<広・神>8勝目を挙げた大竹は岡田監督(右)とタッチを交わす撮影・岡田 丈靖)
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 阪神・大竹は5回2/37安打3失点の粘投で今季8勝目を挙げた。

 「全体的に球が上ずっている感じがあった。3回以降はちょっと修正が効いて3、4、5回は持ち味というか、悪い中でもどうにかしようと粘ることができた」

 体調不良で離脱し、7月26日の巨人戦以来となる1軍マウンドで序盤は苦しんだ。試合前の時点で防御率0・30に抑え込んでいた広島打線に初回から先制されるなど精彩を欠いた。それでも3回以降は緩急を生かし、けん制球を多く挟むなど「間」も有効活用して復調。2点優勢の6回2死二塁で上本に中前適時打を浴びてマウンドを降りたが最低限の役割は果たした。

 バックの好守にも助けられてつかんだ白星。試合後は「助けられるんじゃなくて、自分の力で乗り切っていくことが大事」と今後に向け、表情を引き締めた。

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