チームの将来を的確予測 30球団有望株ランキング 藤浪のオリオールズは1位、大谷のエンゼルスは28位

[ 2023年8月17日 08:19 ]

オリオールズ・藤浪(AP)
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 大リーグ公式サイトは16日(日本時間17日)、30球団のファームシステムの最新ランキングを発表した。半年に1度、ランク付けしている。

 ランク付けが開始されたのは2015年シーズン前から。最上位にランクしたチームが、高い確率で4年以内に世界一に輝いている。

 15年シーズン前1位のカブスは16年、15年シーズン半ば1位のレッドソックスは18年、16年シーズン前1位のドジャースは20年、17年シーズン前のブレーブスは21年にそれぞれワールドシリーズを制している。世界一になれなかったチームも、ブルワーズ、レイズなどは4年連続ポストシーズンに進出、成功を成し遂げている。

 最新ランキングは、1位は藤浪晋太郎の所属するオリオールズ、2位はパイレーツ、3位はブルワーズ、4位は鈴木誠也の所属するカブス、5位はレッズだ。

 ドジャースはシーズン前はオリオールズに次ぐ2位だったが、今季メジャー全体でトップ100に入る若手有望株を4人も昇格させたため、6位にダウン。

 エンゼルスは28位。ケガで今季16試合にしか出られなかったローガン・オハピーは依然若手有望株扱いでランキング31位だが、ドラフトした選手をすぐに昇格させてしまうため、オハピー以外にトップ100の選手は誰もいない。

 22年の一巡指名ザカリー・ネト遊撃手はメジャーで既に活躍、23年のトップ指名ノーラン・シャニュエル一塁手もルーキーリーグで3試合、1Aで2試合に出ただけで、早くも2Aに昇格した。しかしこのやり方が長期的に見て正しいかどうかは疑問が残っている。

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