【甲子園】花巻東・佐々木麟太郞は3安打に「思い切った結果」次戦・仙台育英は「ベストを尽くして楽しむ」

[ 2023年8月17日 14:50 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第11日3回戦   花巻東5―2智弁学園 ( 2023年8月17日    甲子園 )

<智弁学園・花巻東> 3回1死一、二塁、千葉の二塁打で二塁から生還した佐々木麟は一塁走者・北條にスライディングの指示を与える(撮影・大森 寛明)
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 花巻東(岩手)が21年準優勝の智弁学園(奈良)を破り、2013年以来10年ぶりの8強進出を決めた。高校通算140発の注目スラッガー・佐々木麟太郞は3安打1打点でチームの勝利に貢献した。

 佐々木麟は初回1死一塁からから左前打で好機を拡大すると、5番・千葉柚樹(3年)の適時二塁打で2点を先制。3回1死も中前打で出塁すると、千葉の適時二塁打で生還。6回は2死から連打で一、二塁とするとこの日3安打目となる中前適時打で貴重な追加点を奪った。

 3安打の大暴れに「自分自身も智弁学園さんと戦わせてもらえるということで思い切っていけましたし、思い切った結果がこういう結果につながったんじゃないかなと思います。とにかく点数に絡んだということは評価したいですし、まだまだこれから先は続くので一戦一戦かみしめながら楽しんでいきたいです」と汗を拭った。

 同校にとって10年ぶりのベスト8に「一戦一戦勝ち上がった結果が後々、結びついてくるものだと思っていたので、そこに関しては一つずつ勝ち上がっていけてるのはうれしいですし、ここからが大事だと思っているのでしっかり体を休めながら準備していきたいです」とした。

 次戦は同じ東北勢で昨夏王者の仙台育英との対戦が決定。「東北勢と甲子園でゲームができるというのは自分自身もわくわくするところがありますし、とにかくベストを尽くして楽しんで、とにかく楽しみながらプレーしていきたいと思います」と胸を弾ませ、相手チームについて「投手陣の強さは素晴らしいと思いますし、ロースコア、ローゲームになることは間違いないと思っているので接戦をしっかりものにできるようにしていきたいなと思っています」と意気込んだ。

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