中日・宇佐見 2戦連続サヨナラ打「最高です!」平田以来12年ぶり

[ 2023年8月17日 07:00 ]

セ・リーグ   中日2―1巨人 ( 2023年8月16日    バンテリンD )

<中・巨>お立ち台で笑顔のサヨナラ打を放った宇佐見(撮影・成瀬 徹)   
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 痛烈な打球が一塁線を抜けると、中日・宇佐見は喜びを爆発させた。一塁塁上で歓喜のウオーターシャワーを浴び、びしょ濡れになり「最高です!」と最高の笑顔を浮かべた。

 1―1の9回1死満塁で代打で登場。今村の内角142キロシュートを仕留めた。13日の広島戦のサヨナラ弾に続く2戦連続の劇打は球団では11年6月4、5日の平田良介以来12年ぶり。「前の打者が打ってくれたチャンス。無駄にできないと思った」と振り返った。

 演出したのは大島だ。1―1の9回無死一塁で中前打を放ち、ドラマをお膳立てした。2回にも左前打を放っており、通算2000安打へ残り6本。偉業達成と勝利のダブル歓喜を求めて、「明日も勝てるように頑張ります」と力を込めた。

 《岡林、27試合連続安打》〇…岡林が27試合連続安打をマークした。初回先頭、グリフィンの初球、外角カットボールを強振し右前へはじき返した。13日の広島戦で74年ぶりに更新した球団記録をさらに伸ばし、プロ野球記録となる79年高橋慶彦の33試合まで、あと6とした。立浪監督は「記録はもちろん大事ですし、1番打者として出塁していってほしい」と期待した。

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