巨人が今季3度目サヨナラ負け 中日戦101日ぶり黒星…7連勝でストップ 元巨人・宇佐見に打たれる

[ 2023年8月16日 21:09 ]

セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年8月16日    バンテリンD )

<中・巨>9回、宇佐見にサヨナラ安打を浴びた今村(左)(撮影・西川祐介)
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 巨人は中日との接戦でサヨナラ負け。3連勝を逃して借金1となった。なお、中日戦の黒星は5月7日の対戦(バンテリンD)以来8試合&101日ぶりで連勝は7で止まっている。

 1―1で迎えた9回だった。この回から4番手としてマウンドに上がったのはドラフト5位ルーキー右腕・船迫。だが、先頭・細川に外角スライダーを中前打されると、続く大島には初球の外角直球を中前打とされて無死一、二塁のピンチを招いた。

 木下の犠打と龍空の申告敬遠で1死満塁となると、ここで中日の立浪監督は2019年まで巨人に在籍していた宇佐見を代打に起用。すると巨人・原監督も動いて5番手として宇佐見と同学年の左腕・今村をマウンドへ送った。

 だが、2ボール1ストライクからの4球目シュートを右翼線に弾き返されてサヨナラ負けとなった。なお、宇佐見は13日の広島戦(バンテリンD)でサヨナラ弾を放っており、2試合連続のサヨナラ打。船迫はプロ初黒星となっている。

 巨人のサヨナラ負けは7月17日のヤクルト戦(神宮)、8月4日の広島戦(マツダ)に続いて今季3度目。過去2度はいずれも中川がサヨナラ打を浴びていた。

 グリフィン、小笠原と両先発左腕による投手戦。グリフィンは2回1死から大島、木下の連打で一、三塁のピンチを招き、龍空のセーフティースクイズで先制を許した。

 巨人は4試合ぶりにスタメン復帰した中田翔が7回に適時二塁打を放って1―1の同点。試合は振り出しに戻り、両先発投手も降板して終盤に入っていた。

 【巨人の中日戦7連勝】
5月7日 ●1―2中日(バンテリンD)
5月20日 ○6―2中日(東京D)
5月21日 ○5―2中日(東京D)
7月4日 ○5―1中日(バンテリンD)
7月5日 ○7―6中日(バンテリンD)
7月28日 ○11―5中日(東京D)
7月29日 ○6―3中日(東京D)
7月30日 ○4―0中日(東京D)
8月16日 ●1―2中日(バンテリンD)

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