えっ!?ソフトバンク・柳田がバント!?　10年ぶり送りバント試みるも失敗　藤本監督も球場もビックリ

パ・リーグ   ソフトバンクーオリックス （ 2023年8月16日    京セラD ）

＜オ・ソ＞3回無死一、二塁、送りバントをするも失敗する柳田（2回目）（撮影・後藤　正志）
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　ソフトバンクの柳田悠岐外野手（34）が16日、オリックス戦（京セラドーム）に「3番・指名打者」で先発出場し、3回の好機で送りバントを試みた。

　先制点を奪われた直後の3回。オリックスの不動のエース・山本由伸から安打とエラーで無死一、二塁のチャンスを作った。一打同点の場面でチームの主砲・柳田が打席に入った。

　ファンから同点の期待を込めて大歓声が上がったが、山本が初球を投げる瞬間に柳田がバントの構えに切り替えたことで、どよめきへと変わった。内角高めの真っすぐをバントしたが、打球はバックネットへファウル。

　ベンチの藤本監督がビックリした表情を浮かべて笑っており、サインではない様子だった。失敗したことでヒッティングに切り替えるかと思われたが、2球目も同様にセーフティー気味のバントを試みた。

　だが、高めの真っすぐにまたしてもバックネットを越えるファウルとなり失敗。柳田がバントを試みるのは13年以来10年ぶりだった。

　最後は内角低めの真っすぐにハーフスイングで空振り三振に倒れた。それでも2死満塁としてから柳町が2点適時打を放って逆転に成功した。