巨人・中田翔さすがの存在感!4戦ぶりスタメンで「がむしゃら」同点二塁打 “弟子”秋広の安打に続く

[ 2023年8月16日 20:07 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年8月16日    バンテリンD )

<中・巨>7回 無死一塁、中田翔が右中間に同点の適時二塁打を放つ(撮影・成瀬 徹)   
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 巨人の中田翔内野手(34)が中日戦(バンテリンD)で「6番・一塁」に入り、10日の阪神戦(東京D)以来4試合ぶりにスタメン復帰。値千金の同点二塁打を放ってさすがの存在感を示した。

 グリフィン、小笠原と両先発左腕の投げ合いによる投手戦。0―1で迎えた7回だった。

 この回先頭の“愛弟子”秋広が小笠原から右前打を放って出塁。この無死一塁で第3打席に入った“師匠”中田翔は小笠原が1ボールから投じた2球目、低めの141キロ直球を叩いて右中間へ運び、秋広の代走・門脇を一気に同点のホームへと迎え入れた。

 門脇は三塁ベースを回ってからバランスを崩しかけたが、中田翔の大きな当たりで余裕のホームインとなった。なお、中田翔にもここで代走・浅野が出されて交代となっている。

 中田翔は12試合ぶりのスタメン復帰戦だった10日の阪神戦(東京D)で4打数無安打2三振。一塁守備でも7回に戸郷のけん制球を見ておらず、捕球ミスの適時失策で同点とされ、チームはその後逆転負けを喫した。

 試合後、このけん制シーンについて聞かれた原辰徳監督(65)は「生涯しないでしょう。そういうミス。ねえ」とコメントしていたが、それ以来4試合ぶりのスタメン復帰で攻守に存在感を示して交代となっている。

 ▼中田翔 どんな形でも次につなげる気持ちでがむしゃらにいきました。門脇もよく走ってくれました。

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