巨人・原監督「ファースト見てなくて」 “謎のリクエスト”について釈明

[ 2023年8月16日 21:45 ]

セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年8月16日    バンテリンD )

<中・巨>7回、同点のチャンスに代打・丸が空振り三振に倒れチェンジになると、原監督は高梨の登板を告げる (撮影・西川祐介)
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 巨人は最下位中日にサヨナラ負けを喫して3連勝を逃し、借金1となった。なお、中日戦の黒星は5月7日の対戦(バンテリンD)以来8試合&101日ぶり。中日戦の連勝は7で止まっている。

 また、1点を追う3回表の攻撃中に不可解なリクエストがあった原辰徳監督(65)は試合後、「いや、まあ、オレのなかではファースト見てなくてあそこの場面だ、というのがあってね、リクエストさせてもらったと」と釈明した。

 問題のシーンがあったのは0―1で迎えた3回だった。巨人は2死から長野の安打と吉川の四球で一、二塁とし、ここで打席に入った坂本が三ゴロを放った。

 中日の三塁手・石川昂は二塁ベースへ送球し、一走・吉川に対して二塁の本田塁審がアウトのコール。これで3アウト目が成立してチェンジのはずだった。

 だが、二塁がアウトかセーフか微妙なタイミングだったためか、石垣は“念のため”一塁へ送球。坂本は余裕をもってアウトのタイミングで、一塁の長井塁審もアウトをコールした。

 ここで原監督は二塁の判定についてリクエスト。審判団は映像によるリプレー検証に入った。

 だが、仮に判定が覆って二塁がセーフになったとしても、坂本が一塁でアウトになっており、いずれにしてもこの回は終了。バンテリンドームにも微妙な空気が流れるなか、審判団が現れると、名幸球審が改めて二塁アウトを示してこの回終了となっていた。

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