火消しの左腕が雨に泣く 阪神・島本、14分間の中断明けにV打献上「初球甘いところに…」

[ 2023年8月16日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6-7広島 ( 2023年8月15日    マツダ )

<広・神>6回、登板直後に雨脚が強まって試合が中断となりベンチに引き揚げる島本(右)と坂本(撮影・北條 貴史)
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 阪神の頼れる火消しの左腕が、雨に泣かされた。馬場が6回に同点とされ、なおも1死一、二塁。左打者が3人続くところで、登板前まで対左打者の被打率.128を誇る島本がマウンドに上がった。だが強まった雨の影響で、投球練習前に試合は一時中断を余儀なくされた。

 14分間の中断明け、野間を左飛に打ち取って2死までこぎつけるも…。続く小園に初球のフォークが浮いたところを捉えられ、決勝の左前適時打を献上。続く西川にも粘られた末に、12球目を左前適時打された。

 「1人アウト取って、(小園へ)初球甘いところにいってしまった。やってはいけないミス」。

 一時中断の影響を「それは全然、何も(関係)ないです」と言い訳にはしなかった背番号46。登板9試合ぶりの救援失敗にも「もちろん、それだけです」と、次戦での雪辱だけを見据えていた。

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