レッドソックス・吉田は疲労で2試合連続の休養も　直近5試合20打席で11個のゴロアウト

レッドソックス・吉田正尚（AP）
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　ボストン・グローブ紙のピーター・エイブラハム記者が15日（日本時間16日）、吉田正尚（30）が2日連続で休みをもらうかもしれないと報じた。

　15日のナショナルズ戦でスタメンから外れたが、アレックス・コーラ監督は「明日（16日）も休ませるかもしれない」と明かした。過去23試合は打率・236、OPS（出塁率＋長打率）・614、1本塁打と、長打が出なくなっている。「休ませることが良いと考えた。身体の動きや、バッティングでゴロが増えているのを見ればわかる」と説明し「足をうまく使えていない。彼は調子が悪くてもヒットを打てるが、今はゴロが多く、打球が上がらない」とした。

　実際、過去5試合、20打席で11個のゴロアウトだった。コーラ監督はレッドソックスが吉田と契約した後で、オリックス・バファローズのコーチたちから「吉田が打てない時は疲れている時」とアドバイスを受けていたが、その教えを生かす。

　レッドソックスには他にもジャレン・デュラン、アダム・デュバル、ロブ・レフスナイダー、アレックス・バードゥーゴと外野手がおり、吉田を休ませることができる。この日のレッドソックスは5－4とナショナルズを破り、63勝56敗。ワイルドカード3つ目のスポットにいるブルワーズとは3ゲーム差のままだ。