梅野の代走で出場　阪神・坂本がきっちり中前適時打　「帰ってくるまでしっかりみんなで戦いたい」

セ・リーグ   阪神5ー3ヤクルト （ 2023年8月13日    京セラD ）

＜神・ヤ＞6回1死一、三塁、坂本はスクイズを狙うも大西が野選で同点となる（撮影・平嶋　理子）
Photo By スポニチ

　緊急出場した阪神・坂本が貴重な追加点となる適時打を放った。5回1死、死球を受けた梅野の代走で出場。4―3の7回1死一、三塁の打席ではセーフティースクイズをファウルして失敗しながらも、最後はしぶとく中前適時打し、5点目をもたらした。

　「試合に勝ちきることを考えながら入った。梅野さんが一番悔しいと思う。梅野さんがいなくなって弱くなったとか、バッテリーで勝てるゲームを落としたりすると、梅野さんにも歯がゆい思いをさせてしまうので」

　梅野の離脱で今後は基本的にスタメンマスクをかぶることが濃厚。「チカ（近本）の時もそうだったけど、みんなで協力して、粘って勝つように戦うのは変わらない。梅野さんの力は絶対必要。帰ってくるまでしっかりみんなで戦いたい」と力を込めた。