オリオールズが2試合連続で延長勝利 途中出場のマリンズが攻守で活躍 藤浪は初セーブ

[ 2023年8月14日 13:16 ]

ア・リーグ   オリオールズ5ー3マリナーズ ( 2023年8月13日    シアトル )

9回裏、マリナーズ・フランスの大飛球をジャンプして好捕したオリオールズのマリンズ(AP)
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 ア・リーグ東地区で首位に立っているオリオールズは敵地シアトル(ワシントン州)でマリナーズを延長10回の末に5―3で下し、前日に続いて延長戦で勝利。同地区2位のレイズがこの日、ガーディアンズに2―9で敗れたためにその差は3ゲームに広がり、9シーズンぶりの地区優勝を現段階では視野にとらえている。

 10回には、6回からライアン・オハーン(30)に代わってセンターとして出場していたセドリック・マリンズ(28)が勝ち越しの10号2ラン。マリンズは負傷者リスト明けとなった11日の試合から9打数ノーヒットだったが、復帰後最初のヒットが貴重な本塁打となった。また9回裏にはタイ・フランス(29)の本塁打性の大飛球をジャンプして好捕。このあとドミニク・キャンゾーン(25)に右越えへ一発を放り込まれて同点とされてしまうが、マリンズの攻守にわたる活躍が光った。

 藤浪晋太郎(29)は2点リードの延長10回に6番手としてマウンドに上がり、パーフェクト・リリーフを見せて日米通じて初セーブを挙げた。

 ア・リーグ西地区3位のマリナーズは63勝54敗。8連勝のあとは連敗を喫し、同4位のエンゼルス(59勝60敗)とのゲーム差は「5」となった。

 <ア・リーグ東地区順位(13日現在)>
(1)オリオールズ(73勝45敗)
(2)レイズ(71勝49敗)
(3)ブルージェイズ(66勝54敗)
(4)レッドソックス(62勝56敗)
(5)ヤンキース(60勝58敗)

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