メッツ千賀　6回4安打3失点で9勝目の権利　初回3失点も修正

メッツの千賀（AP）
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　メッツの千賀滉大投手（30）は13日（日本時間14日）、ホームでのブレーブス戦に先発し、6回を投げて4安打3失点（自責点3）2四球7奪三振だった。

　107球67球がストライクで、防御率は3.30となった。初回、MVP候補の1番アクーニャに左前打を許し、盗塁でいきなり無死二塁のピンチ。その後、2四球で1死満塁とされると、5番オスナの一塁線二塁打で3点を奪われる厳しいスタートとなった。

　ただ、以降の千賀は制球が向上し、初回2死から5回2死まで13打者を連続で凡退。5、6回に単打を1本ずつ許したものの無失点に抑え、メジャー最高勝率の強豪を相手に6回を投げ切った。

　メッツは5回に一挙6点を挙げ、その時点で7―3と逆転。千賀は9勝目の権利を持ってマウンドを下りた。8回表にブレーブスのオルソンが大谷翔平を上回る43号の2ランを打って追い上げたものの、まだメッツが7―6とリードしている。（ニューヨーク・杉浦大介通信員）