大型投資も苦しいパドレス　来季チケット値上げに地元ファンは…

パドレスのダルビッシュ（AP）
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　パドレスはオフにザンダー・ボガーツ内野手に2億8000万ドル(約406億円)、マニー・マチャド内野手に3億5000万ドル(約507億5000万円)、ダルビッシュ有投手に1億800万ドル(約156億6000万円)を投じるなど、ビッグマーケットチーム顔負けの大型投資を連発。フアン・ソト外野手、フェルナンド・タティス外野手含め、スター勢揃いで地元ファンは熱狂。シーズンチケットは飛ぶような売れ行きだった。

　開幕後もホームゲームは25試合連続売り切れを記録するなど、ここまで8試合を除いてすべて完売。しかしチーム成績は56勝61敗(8月12日現在、現地時間)で、ナ・リーグ西地区4位。首位ドジャースと14・5ゲーム差で、ファンの期待を大きく裏切った。

　それでも来季は9％もチケットの値段が上がるそうだ。USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者は「この値上げはサンディエゴのファンにとって受け入れにくいだろう」と指摘する。

　ちなみにパドレスは24年シーズン後にFA権を取得するソトとも契約延長をしようとしている。それがうまく行くかどうかも、ファンの購買意欲に関わってくるかもしれない。