巨人メンデス4勝目 来日後に取り入れたクイック投法「日本の打者はタイミング取るのがうまい」

[ 2023年8月13日 20:14 ]

セ・リーグ   巨人8―1DeNA ( 2023年8月13日    東京D )

<巨・D>4回、ソトを空振り三振に仕留めガッツポーズのメンデス(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の新助っ人左腕、ヨアンデル・メンデス投手(28=ベネズエラ)がDeNA戦(東京D)で6回2安打1失点と好投。来日4勝目(3敗)を挙げた。

 味方打線が初回にブリンソンの満塁弾などで一挙6得点。メンデスは3回の第2打席で相手2番手右腕・上茶谷から右太腿に死球を受けて痛がる場面があり、直後の4回に連打と牧の犠飛で1点失ったが、失点はそれだけ。6回で8三振を奪い、わずか2安打1失点で投げ切った。

 試合後、2日連続のヒーローインタビューとなったブリンソンより先にお立ち台に上がったメンデスは「アリガトウゴザイマス」と日本語でまずは第一声。

 20回連続無失点で上がったこの日のマウンドについてまずは「勝たなきゃいけないなかで、とにかく1球1球全力で投げたいと思ってマウンドに上がりました」とし、調子については「状態のほうは特に問題なかったが、最初のほうはコントロールに苦しんでいた。大城選手のリードのおかげでなんとか乗り切ることができました」と振り返った。

 死球を受けた影響については「試合のなかであることなので特に問題ありません」と静かな声ながらキッパリ。

 クイック投法を取り入れて相手打者のタイミングをずらすなど試合中には工夫も見せていたが「日本の打者が特にタイミングを取るのがうまいので、日本に来てからタイミングを外すことを取り入れるようにしています」と前向きに話していた。

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