巨人・岡本和真「チームが勝つために打つだけです」 初の月間10発も泰然自若 球団最多は…

[ 2023年8月13日 19:45 ]

セ・リーグ   巨人8―1DeNA ( 2023年8月13日    東京D )

<巨・D>8回、ソロを放ちナインに迎えられる岡本和(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の岡本和真内野手(27)がDeNA戦(東京D)の8回に直近11戦10発目となる32号ソロ。8月はこれで10本塁打目となり、自身の月間最多本塁打を更新した。

 「4番・三塁」に入って先発出場。7―1で迎えた8回だった。前の回からイニングまたぎとなった4番手右腕・宮国から初球ファウルのあとの2球目。外角高めへの139キロ直球を叩くと、打球はとんでもなく大きな打球となって左翼スタンドを越えていった。

 岡本和のこれまでの月別最多本塁打は19年8月、21年5月&6月、23年5月&今回の9本で、10本塁打は自身初の最多記録更新となった。

 岡本和は2日のヤクルト戦(東京D)から8日の阪神戦(東京D)まで2→2→0→1→3→1と6戦9発。これまで7戦9発は1964、70、72年の王貞治(巨人)、13年のバレンティン(ヤクルト)と2人(4度)いたが、6戦9発はプロ野球新記録となっていた。

 試合後、岡本和は自身初の月間10本塁打に「数字は意識していません。チームが勝つために打つだけです。しっかり準備して試合で戦えているのだと思います。次からもしっかり打てるように頑張ります」と主砲兼主将として力強いコメントだった。

 なお、巨人の月間最多本塁打は2004年4月に阿部慎之助がマークした16本。プロ野球記録は13年にシーズン60本塁打したウラジミール・バレンティン(ヤクルト)が8月にマークした18本となっている。巨人は今月あと15試合を残しており、岡本和がどこまで記録に迫ることができるか大注目だ。

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