巨人・浅野 プロ2安打目はクリーンヒット 原監督「乾いたスポンジ状態…しっかりと吸収して」

[ 2023年8月13日 18:56 ]

セ・リーグ   巨人8―1DeNA ( 2023年8月13日    東京D )

<巨・D>3回、安打を放った浅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のドラフト1位ルーキー、浅野翔吾外野手(18=高松商)が13日のDeNA戦(東京D)で「8番・右翼」に入り、2試合ぶりプロ2度目となる先発出場。3回にプロ2安打目となる左前打を放った。

 6―0で迎えた3回だった。1死走者なしで入った第2打席。相手2番手右腕・上茶谷が1ボールから投じた2球目、外角低めカットボールを叩くと、打球は三遊間を抜けて左前に弾き返された。

 プロ初スタメンとなった11日の同戦で相手先発左腕・東から放った通算5打席目でのプロ初安打は内角145キロ直球に詰まってバットを折られながら左前に運んだもの。プロ初のクリーンヒットを放った浅野は一塁ベース上でうれしそうな笑顔を見せた。

 6―1で迎えた4回の第3打席では、2死満塁で上茶谷にフルカウントからの7球目、外角への149キロ直球を見逃し三振。7回には代打・松原が出されて途中交代となった。

 試合中に浅野と会話を交わすシーンもあった原辰徳監督(65)は試合後、浅野について聞かれると「まだまだ乾いたスポンジ状態ですからね。経験させることによってね、しっかりと吸収してくれていると僕は信じているし。彼もそういうつもりでね、本当にフレッシュな若武者らしい選手ですね」とうれしそうにコメント。

 さらに「4回の見逃し三振の前のファウル、ノーステップでとらえていた」と問われると「ああいう感じでやっていますよ」とし、「対応力が備わっている」との声がけには「まぁ、スタートしたばかりだからね。結論的にそういうのはね、手放しでは我々もという。さっき言ったようなことが正しいと思いますね」と冷静に話していた。

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