若菜嘉晴氏 ソフトB・三森は打撃だけでなく送球の技術も磨かなければいけない

[ 2023年8月12日 05:03 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7-4日本ハム ( 2023年8月11日    ペイペイD )

<ソ・日>8回、打者・牧原大の時にワイルドピッチで生還した三走・三森はナインの出迎えに笑顔(撮影・岡田 丈靖)
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 【若菜嘉晴 視点】ソフトバンク・三森は好不調の波がはっきりしている選手だが、現時点では1番・三森、2番・牧原大の組み合わせは最適だろう。ただ、彼のプレーを見ていて気になる点もあった。

 4―3で迎えた7回1死満塁、マルティネスの遊ゴロで今宮の送球を二塁で受けた三森は少し、握り直した。しっかりと一塁へ投げてダブルプレーを取れていれば、石川の勝ちも消えなかったし、甲斐野が失点することもなかった。三森の同じようなプレーは8日の楽天戦でもあった。送球に不安があるならば、しっかり技術を磨かなければいけない。

 2試合連続猛打賞と打撃は上向いているが、4回1死で投ゴロを打った際は一塁までしっかり走らなかった。厳しいことを言うようだが、チームを引っ張って常勝軍団に導かなければならない選手が、そういうことではダメだ。期待が大きいからこそ、これだけは言っておきたい。(スポニチ本紙評論家)

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